Dreamweaver:Dreamweaverで.htaccessや.htpasswdを表示する

Dreamweaverで.htaccessや.htpasswdなどのファイルを表示する場合は、Dreamweaverの設定で拡張子を登録する必要があります。
表示したいファイルの拡張子を登録していない場合、下記のように「このファイル拡張子に有効なエディターが見つかりません。」とメッセージボックスが出力されます。

Dreamweaver1

今回はDreamweaverで.htaccessと.htpasswdの拡張子を登録し、表示・編集できるように設定した際の方法を記載します。

Dreamweaver.htaccess.htpasswdの表示方法

1.メニューバーの[編集]から[環境設定]を選択します。

Dreamweaver2

2.環境設定のカテゴリ内の[ファイルタイプ/エディター]を選択し、[コードビューで開く]の箇所に.htaccessと.htpasswdを追加します。

Dreamweaver3

3.拡張子の追加が完了したらOKをクリックすると、指定した拡張子が使用可能になります。

Thunderbird:Thunderbirdを別のPCに移行(引越し)する

新しいPCを購入したりすると、古いPCからのデータの移行は大変です。
Thunderbirdのデータを移行した際の簡単な引越しの方法を記載します。

メールデータ、設定データなどを一つ一つ移していくの大変なので、
下記の方法でThunderbirdのデータを移行しました。

※「Windows XP」から「Windows 7」に移行した際の方法を記載してます。
※追記:「Windows 8」への移行も下記の手順で移行できます。

Thunderbird移行(引越し)手順

1.新しいPCにThunderbirdをインストールします。

2.古いPCの下記のフォルダを参照し、[任意の英数字].defaultフォルダをコピーします。

C\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Thunderbird\Profiles

3.コピーした[任意の英数字].defaultフォルダーを新しいPCに移動します。

4.新しいPCの下記のフォルダを参照し、[任意の英数字].defaultフォルダの[任意の英数字]で古いPCからコピーした[任意の英数字].defaultフォルダの名前を変更します。

C\Users\[ユーザー名]\Appdata\Roaming\Thunderbird\Profiles

5.新しいPCの[任意の英数字].defaultフォルダを削除し、名前を変更した[任意の英数字].defaultフォルダをProfilesフォルダに移動します。

6.Thunderbirdを再起動すると古いPCのデータが移行(引越し)できます。


隠しフォルダーの表示方法

Appdataなどは隠しフォルダーなので初期状態では表示されていない可能性があります。
下記の方法で設定すると隠しフォルダーを表示することができます。

1.エクスプローラーを開き、[Alt] キーでメニューバーを表示します。

2.メニューバーの[ツール]から[フォルダーオプション]を選択します。
Thunderbird1

3.フォルダー オプション の [表示] タブ をクリックする。

4.項目が表示されるので「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」のラジオボタンを選択しOKをクリックする。
Thunderbird2

5.再度、隠しフォルダーを参照すると表示されます。

Linux:Linuxでユーザー一覧を確認する

Linuxでユーザー一覧を確認する方法は/etc/passwdファイルを参照することでユーザーを確認できます。
passwdファイルとはユーザを登録するファイルです。
いつも忘れてしまうので下記にpasswdファイルの基本的な構造とユーザー確認するときの方法をメモします。

passwdファイルの構造

passwdファイルの構造は1行で1ユーザが記載されており、「:」で区切りでユーザーの情報を持っています。

hoge:x:501:501::/var/www/html/:/sbin/nologin

フィールドごとの説明

1:ユーザー名
2:暗号化されたパスワード
3:ユーザーID
4:グループID
5:コメント(コメントない場合記入しない)
6:ホームディレクトリー
7:ログインシェル(ログインした際、最初に起動するシェル)

ユーザー一覧確認

サーバにログインし、下記のコマンドを実行します。

# vi /etc/passwd

ユーザーの一覧が表示されるので確認することができます。

root:x:0:0:root:/root:/bin/bash
bin:x:1:1:bin:/bin:/sbin/nologin
daemon:x:2:2:daemon:/sbin:/sbin/nologin
・
・
・
(省略)

wordpress:wordpressのパーマリンク設定でエラー画面表示

wordpressパーマリンクの設定を変更しようとした時にエラー画面(403)が表示され、ページが表示されなくなりました。
パーマリンクを設定した場合、.htaccessを作成しリライトルールが設定されます。
この.htaccessファイルを削除すれば、元の画面が表示されますが、パーマリンク設定は適用されていないのでパーマリンク設定前のURLで表示されます。
今回は、パーマリンクを設定した際の解決方法をメモします。

Apacheにmod_rewriteがインストールされているか調べる方法
mod_rewrite」とはドメイン以下URLの書き換えなどを行うモジュールです。

SSHでサーバにログインし、下記のコマンドを実行するとモジュールの一覧が表示されるので、「rewrite_module (shared)」が表示されることを確認します。

# httpd -M
Loaded Modules:
(省略)
 rewrite_module (shared)
(省略)
Syntax OK

mod_rewriteが使用できない場合はApacheの設定ファイルhttpd.confを変更しなければいけません。
Apacheの設定ファイルhttpd.confを変更できない場合でmod_rewriteがインストールされている際には「Options FollowSymLinks」と.htaccessファイルの先頭に書き込めばmod_rewriteが使用できるようになります。

Options FollowSymLinks

# BEGIN WordPress

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]

# END WordPress

mod_rewriteを使用できるようになったため、再度パーマリンクを設定したところ正常に画面が表示されました。
httpd.confでmod_rewriteが使用できるように設定されている場合は、「Options FollowSymLinks」の記述は必要ありません。
また、WebサーバのApacheにmod_rewriteがインストールされていることが前提です。

.htaccessを使用するには
Apache はデフォルトで、.htaccessの使用が禁止されているそうです。
使用できるようにするには、httpd.confで「AllowOverride All」に設定し、Apacheを再起動させると.htaccessが使用可能になります。

postfix:Maildirの仕様とメール送受信の設定

postfixMaildirの仕様とメール送受信の設定について調べました。
最近メールの送受信がうまくいかないことがあり、メールボックスの中身を確認し調査した時のメモです。
Maildir内にはcur、new、tmpというサブディレクトリがあり、そのディレクトリに受信したメールが格納されるようです。


■ Maildirとは
Maildirは、電子メール格納フォーマットの一種で、メッセージは個別のファイルとして一意な名前付きで保持されます。
Maildir内にはcur、new、tmpというサブディレクトリがありそのディレクトリに受信したメールデータが格納されます。


■ Maildir内にあるcur、new、tmpディレクトリの仕様
・既読メール格納ディレクトリ

/home/[ユーザディレクトリ]/Maildir/cur

・未読メール格納ディレクトリ

/home/[ユーザディレクトリ]/Maildir/new

・配送メール格納ディレクトリ

/home/[ユーザディレクトリ]/Maildir/tmp

メールデータの状態に応じてそれぞれのディレクトリに分類されます。
メールデータの流れはtmp→new→curの順番でメールデータが移動します。


今回はメール送受信ができなくなったので、メールデータを調べてみるとMaildir内のcurディレクトリに容量が大きいデータが存在したため、そのデータを削除することで問題なく送受信が可能となりました。
しかし、なぜそのような現象になったかを調べていくとpostfixの設定で1通あたりの受信メールの設定や1人当たりのメールボックスの上限などの設定があり、その値を超えるとメールの送受信ができなくなるということがわかりました。
postfixの設定等を確認した時のメモを下記に記載します。


■ postfixの設定ファイル

vi /etc/postfix/main.cf

上記のファイルにpostfixの設定が記載されております。


■ postfix設定ファイル内のメールデータサイズ設定(main.cf)
message_size_limit

message_size_limit = 10240000

無制限する場合

message_size_limit = 0

mailbox_size_limit

mailbox_size_limit = 51200000

サーバによっては上記の設定が記載されていない場合があります。私の場合は記載がありませんでした。
記述がない場合はデフォルトで下記の値が設定されるようです。

mailbox_size_limit = 51200000
message_size_limit = 10240000

※「mailbox_size_limit」は「message_size_limit」より大きい値に設定しないとメールが受信できなくなります。
※メールボックスサイズよりもメールが増えるとメールを受信するスペースがなくなるため受信できなくなります。


■ メールボックスのサイズを調べる方法

postconf | grep size_limit
# postconf | grep size_limit
body_checks_size_limit = 51200
bounce_size_limit = 50000
header_size_limit = 102400
mailbox_size_limit = 51200000
message_size_limit = 10240000

■ postfixを再起動

/etc/init.d/postfix reload

メールサイズの設定を変更後、postfixを再起動することでサイズが変更され送受信が可能となります。