Thunderbird:アカウントの表示順を変更するアドオン

Thunderbirdにアカウントを複数設定した時に、アカウントの順番を変更したい場合があります。
主に使用するメールアドレスを一番上に持ってきたいですよね。

Thunderbirdでアカウントの表示順を変更したい場合は「Manually sort folders」アドオンを使用すれば簡単に並べ替えすることができます。

ThunderbirdアドオンManually sort folders」を使用してアカウント表示順を変更する使用方法・設定方法をメモします。


Manually sort folders 1.1

メールアカウントの表示順を並び替えることができる拡張機能です。
また、フォルダの表示順も並び替えることができます。

https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/manually-sort-folders/


使用方法・設定方法

1.Thunderbirdのメニューから「ツール」→「アドオン」をクリックます。

manually_sort_folders1

2.右上の検索ボックスで「Manually sort folders」で検索します。

manually_sort_folders2

3.検索結果に「Manually sort folders 1.1」が表示されるので「インストール」をクリックします。

manually_sort_folders3

manually_sort_folders4

4.「インストール」ボタンをクリック後、「今すぐ再起動する」リンクをクリックします。

manually_sort_folders5

5.再起動後、アドオンのページで「Manually sort folders 1.1」の「設定」ボタンをクリックするとManually sort foldersの設定画面が表示されます。

manually_sort_folders6

6.アカウントやフォルダを選択し「上へ」「下へ」ボタンで表示順を変更し「Thunderbirdの再起動」ボタンをクリックすれば並び替えることができます。

manually_sort_folders7


PostgreSQL:pg_dumpでデータベースをバックアップ

PostgreSQLデータベースバックアップする時に「pg_dump」を使用すればデータをバックアップすることができます。

データのバックアップやサーバ移行などをする時に便利だと思います。

下記にPostgreSQLデータベースpg_dumpを使用してバックアップした時の方法をメモします。


pg_dumpを使用したデータベースのバックアップ

SSHでサーバにログインし、postgresユーザに変更します。

# su - postgres

「dbname」というデータベースをバックアップする場合、下記のように記述します。
「dbname.sql」にデータベースの情報を出力します。
オプションで「-d」を指定し、INSERT文で出力するように設定しています。

pg_dump -d dbname > dbname.sql

出力したファイルの場所は設定によって違いますが、設定ファイルで指定している場所に出力されます。

/var/lib/pgsql/dbname.sql

他にもテーブルの指定やデータのみ出力するなど、色々オプションがあります。
全データベースのバックアップをする場合は、「pg_dumpall」を使用すると全てのデータベースをバックアップすることが可能です。

pg_dumpall > dball.sql

Linux:サーバ内のファイルやディレクトリを検索する

Linuxサーバでファイルディレクトリの名前で検索したい場合があります。
場所が分からずにサーバ内を探すのは大変ですよね。

findコマンドを使用すれば簡単に検索することができます。
下記にLinuxサーバでfindコマンドを使用してサーバ内のファイルディレクトリ検索する方法をメモします。


findコマンド

指定した検索条件でファイルやディレクトリを検索します。

find [検索先] [検索条件] [アクション]

ファイル・ディレクトリを検索

・ファイルを検索

「hoge.html」というファイルを検索する場合、下記のように記述します。

find / -name hoge.html

アスタリスク(*)を指定して、ワイルドカードで検索することも可能です。

find / -name hoge.*

出力したファイルの詳細を表示する場合は「-ls」を付けます。

find / -name hoge.* -ls

・ディレクトリを検索

「hoge」というディレクトリを検索する場合、下記のように記述します。

find / -name hoge -type d

「-type d」でディレクトリを検索するように指定してます。
ファイルの場合は「-type f」でシンボリックリンクの場合は「-type l」で指定します。


.htaccess:htmlファイルでphpを使用する

拡張子が「.html」のファイルでphpを使用したい場合があります。

htmlファイルで作成していたページで拡張子を「.php」に変更すればphpを使用することができますが、URLを変更したくないなどの場合があります。

.htaccessで下記の設定すれば、拡張子が「.html」のファイルでphpを使用することができます。


htmlファイルでphpを使用

下記のコードを「.htaccess」に記述すればhtmlファイルでもphpを動かせることができます。

AddType application/x-httpd-php .php .html

使用しているサーバによっては、記述の仕方が異なることがあるので
注意しなければいけません。


Linux:ファイル、ディレクトリの圧縮と解凍

Linuxサーバのデータを圧縮解凍する方法をメモします。

サーバ移行や大量のデータを取得したい時など、様々な場面で使えます。
他にもデータのバックアップなどにも必要になってくると思います。

データ圧縮解凍する時はtarコマンドを使用します。


データの圧縮

SSHにログインし、圧縮するデータの場所に移動します。

# cd /var/www/html/
# ls
hoge
# 

「hoge」ディレクトリを圧縮する場合、下記のように記述します。
実行すると指定したファイルが圧縮されます。

# tar zcvf hoge.tar.gz hoge
hoge/
hoge/test.txt
hoge/index.html
hoge/test.jpg
hoge/test.gif
# ls
hoge  hoge.tar.gz
# 

データの解凍

SSHにログインし、解凍するデータの場所に移動します。

# cd /var/www/html/
# ls
hoge.tar.gz
# 

「hoge.tar.gz」を解凍する場合、下記のように記述します。
実行すると指定したファイルが解凍されます。

# gzip -dc hoge.tar.gz | tar xvf -
hoge/
hoge/test.txt
hoge/index.html
hoge/test.jpg
hoge/test.gif
# ls
hoge  hoge.tar.gz
#