Linux:現在作業している場所(ディレクトリ)を知る「pwd」

LinuxサーバでSSHでサーバにログインし、色々ディレクトリを移動していると
現在の作業している場所が分からなくなることがあります。

階層が深くなればなるほど、自分がどこのディレクトリにいるのかわからなくなります。

pwdコマンドを使用すれば作業している位置を知ることが可能です。
結構、頻繁的に使うことが多いです。

Linuxpwdコマンドを使用して、現在の作業しているディレクトリ確認する方法をメモします。


pwdコマンド

現在、作業しているディレクトリ(カレントディレクトリ)を
絶対パスで表示します。

pwd

pwdコマンドで現在の作業しているディレクトリを表示

※「/home/hoge/public/image/tmp」に移動した場合

pwdコマンドを実行します。

pwd

出力結果

/home/hoge/public/image/tmp

カレントディレクトリが表示されるので、現在の場所を確認することができます。


間違った作業をしない為にも自分のいる場所を知ることは重要だと思います。

Linux:ディレクトリ内にあるファイル数を表示

Linuxディレクトリフォルダ)内にあるファイルの数がどのくらいあるのかを調べたい場合があります。

ディレクトリ内にあるファイルの数が少なければ「ls」コマンドで済むかもしれませんが、
大量にある場合は「ls」コマンドではファイル数を調べるのは大変です。

find」コマンドと「wc」コマンドを使用すれば、大量にファイルがある場合でも
簡単にファイル数を取得することが可能です。

下記にLinuxディレクトリ内にあるファイル数カウントして表示する方法をメモします。


ディレクトリ内にあるファイル数を表示

ファイル数を調べたいディレクトリを指定して、下記のように記述します。
パイプを使用して「wc -l」を指定します。

find /var/www/html/ -type f | wc -l

実行すると指定したディレクトリ内のファイル数を出力します。
サブディレクトリ内のファイル数もカウントします。

また、ディレクトリの数を調べる場合は「-type d」を指定します。

find /var/www/html/ -type d | wc -l

ディレクトリ内にファイルが大量にある場合など、総数を調べたい時に便利です。

Linux:tailコマンドでファイルの末尾の内容を表示

Linuxで指定したファイルの末尾の行を表示する場合は「tailコマンドを使用します。

tail」コマンドではオプションで表示する内容の行数バイト数を指定することができます。
また、追加された内容をリアルタイムで表示し、ファイルの監視などを行うことが可能です。

ログファイルなどを監視したい場合などは「tail」コマンドを使用するといいと思います。

Linuxtailコマンドを使用してファイル末尾の内容を表示した時の方法と
オプションの使用方法をメモします。


tailコマンド

tailコマンドは指定したファイルの末尾(行数・バイト数)の内容を表示します。
行数を指定しない場合はデフォルトで、末尾の10行を表示します。

tail [オプション] [ファイル名]

tailコマンドのオプション

-c:表示するバイト数を指定します。
-n:表示する行数を指定します。
-f:追加された内容をリアルタイムで表示します。

tailコマンドでファイルの末尾を表示

オプションを指定しない場合は下記のように記述します。
指定したファイルの末尾の10行が表示されます。

tail hoge.txt

ファイルの末尾から指定したバイト数の内容を表示する場合は「-c」で指定します。

tail -c 20 hoge.txt

ファイルの末尾から指定した行数の内容を表示する場合は「-n」で指定します。

tail -n 20 hoge.txt

tailコマンドでファイルの監視

「-f」オプションを使用するとログファイルなどの監視することができます。
リアルタイムにデータが追加されるので状況を確認する際に便利です。

tail -f /var/log/messages

「grep」を使用して検索したい文字を指定することも可能です。
下記は「test」を検索する場合です。

tail -f /var/log/messages | grep test

監視を終了する時は「Ctrl+C」で終了します。


tailコマンドはログファイルの監視をする時などに使用すると良いと思います。
リアルタイムに見ることもできるので、サーバが重い時や状況確認したい時などに便利です。

Linux:mkdirコマンドでディレクトリを作成する

Linuxで新規にディレクトリフォルダ)を作成する場合は「mkdirコマンドを使用します。

mkdirコマンドではオプションでパーミッション(権限)を指定したり、
親ディレクトリとサブディレクトリを同時に作成することも可能です。

Linuxmkdirコマンドを使用した時の方法とオプションの使用方法をメモします。


mkdirコマンド

mkdirコマンドは新規にディレクトリを作成します。

mkdir [オプション] [ディレクトリ]

mkdirコマンドのオプション

-m:パーミッションを指定します。
-p:親ディレクトリとサブディレクトリを同時に作成します。

mkdirでディレクトリを作成

作成したいディレクトリを指定します。
下記は「test」というディレクトリ作成した場合です。

mkdir test

パーミッションを指定する場合は下記のように記述します。
「777」で設定した場合です。

mkdir -m 777 test

親ディレクトリとサブディレクトリを同時に作成する場合は「-p」オプションを指定します。

mkdir -p aaa/bbb

「-p」を指定しないとエラーになってしまうので注意です。

#mkdir aaa/bbb
mkdir: ディレクトリ `aaa/bbb' を作成できません: そのようなファイルやディレクトリはありません

Linux:Gmailにアカウントを設定した時のエラー対処

Gmailに他のメールアカウントを設定しようとした際、エラーが出力されて設定できませんでした。
そのエラーが出た時の対処方法をメモします。

Gmailに他のメールアカウントを設定する時は、設定画面のアカウントタブを開き「自分の POP3 メール アカウントを追加」をクリックします。

gmail_account1

gmail_account2

メールアドレス入力後、メール設定した時に下記のエラーが表示されました。

gmail_account3

Connection timed out: There may be a problem with the settings you added. Please contact your other email provider to verify the correct server name and port.

色々調査したところ、サーバファイアウォールの設定に問題がありました。
iptablesの設定で110番ポートが日本からのみアクセス許可されていたのが原因だったようです。

下記にiptablesの変更点を記載します。


iptablesの設定変更

「ACCEPT_COUNTRY」を「ACCEPT」に変更します。

-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 110 -j ACCEPT_COUNTRY

-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 110 -j ACCEPT

設定完了後、再度Gmailに設定したら正常に設定することができました。