Linux:php.iniの設定を変更し、反映させる

phpでシステムを構築している際に、php.iniの設定内容を変更したい場合があります。

Linuxサーバに設置しているphp.iniファイルを変更し、
Apacheを再起動させれば変更した内容で反映させることができます。


php.iniファイルの場所を確認

php.iniファイルがどこにあるかわからない場合は、
phpinfo()を実行するとphp.iniファイルの場所を確認できます。

phpファイルに下記の内容を記述し、サーバにアップロードします。
アップしたファイルにアクセスすればphpinfoの内容が出力されます。

<?php phpinfo(); ?>

「Loaded Configuration File」にphp.iniファイルへの場所が出力されます。

php_ini_check


php.iniファイルの変更・反映

SSHでサーバにログインし、php.iniファイルを編集します。

編集する場合はバックアップを作成した方がいいと思います。
cpコマンドでバックアップを作成します。

cp /etc/php.ini /etc/php.ini.org

php.iniを編集する場合は下記コマンドを実行します。

vi /etc/php.ini

php.iniの内容が表示されるので、変更したい内容でファイルを編集します。
変更が完了したら、php.iniを保存し閉じます。

編集しただけだと反映されないので、Apacheを再起動します。

/etc/init.d/httpd restart

または、下記コマンドを実行します。

service httpd restart

再起動が完了すれば、変更した内容でphp.iniを反映することができます。
再起動後は、phpinfo()で変更内容を確認し、書き換わっていればOKです。


サーバ全体の変更を行ないたい場合はphp.iniファイルを書き換えるといいと思います。