phpでシステムを構築している際に、php.iniの設定内容を変更したい場合があります。
Linuxサーバに設置しているphp.iniファイルを変更し、
Apacheを再起動させれば変更した内容で反映させることができます。
■ php.iniファイルの場所を確認
php.iniファイルがどこにあるかわからない場合は、
phpinfo()を実行するとphp.iniファイルの場所を確認できます。
phpファイルに下記の内容を記述し、サーバにアップロードします。
アップしたファイルにアクセスすればphpinfoの内容が出力されます。
<?php phpinfo(); ?>
「Loaded Configuration File」にphp.iniファイルへの場所が出力されます。
■ php.iniファイルの変更・反映
SSHでサーバにログインし、php.iniファイルを編集します。
編集する場合はバックアップを作成した方がいいと思います。
cpコマンドでバックアップを作成します。
cp /etc/php.ini /etc/php.ini.org
php.iniを編集する場合は下記コマンドを実行します。
vi /etc/php.ini
php.iniの内容が表示されるので、変更したい内容でファイルを編集します。
変更が完了したら、php.iniを保存し閉じます。
編集しただけだと反映されないので、Apacheを再起動します。
/etc/init.d/httpd restart
または、下記コマンドを実行します。
service httpd restart
再起動が完了すれば、変更した内容でphp.iniを反映することができます。
再起動後は、phpinfo()で変更内容を確認し、書き換わっていればOKです。
サーバ全体の変更を行ないたい場合はphp.iniファイルを書き換えるといいと思います。