Linux:オープンリゾルバの確認と対策

DNSサーバオープンリゾルバかどうか確認する方法と対策をメモします。

オープンリゾルバとは、外部からの問い合わせを許可しているDNSサーバのことを言います。
DDoS攻撃などを受ける可能性があるので対策は必要です。


オープンリゾルバの確認

下記サイトでオープンリゾルバかどうかの確認ができます。
サイトにアクセスし、確認したいサーバのIPアドレスを入力します。

Test for Open Resolvers

入力後、「送信」ボタンをクリックします。

結果が出力されるので、Statusが「closed」になっていれば、
オープンリゾルバではない状態です。
また、Statusが「open」になっている場合は、
オープンリゾルバの状態なので対策が必要です。


オープンリゾルバの対策

DNSサーバがオープンリゾルバ設定になっている場合、
「named.conf」に下記の内容を反映します。

recursion no;

「recursion no」を設定すれば、オープンリゾルバとして動作しないように設定できます。
また、オープンリゾルバの設定にする場合は、「recursion yes」で設定します。

「named.conf」を編集し、「recursion no;」を「options」の箇所に追加します。

options {
    recursion no;

    (省略)

};

※「named.conf」の内容により、設定方法が異なる場合があります。

上記の設定を行い、rndcをリロードすれば設定完了です。
再度確認を行い「closed」になっていればOKです。


オープンリゾルバについて、分からないことだらけなので、
詳しい内容が分かれば、随時ここに追記していきたいと思います。

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