PostgreSQLでデータベースをバックアップする時に「pg_dump」を使用すればデータをバックアップすることができます。
データのバックアップやサーバ移行などをする時に便利だと思います。
下記にPostgreSQLのデータベースをpg_dumpを使用してバックアップした時の方法をメモします。
■ pg_dumpを使用したデータベースのバックアップ
SSHでサーバにログインし、postgresユーザに変更します。
# su - postgres
「dbname」というデータベースをバックアップする場合、下記のように記述します。
「dbname.sql」にデータベースの情報を出力します。
オプションで「-d」を指定し、INSERT文で出力するように設定しています。
pg_dump -d dbname > dbname.sql
出力したファイルの場所は設定によって違いますが、設定ファイルで指定している場所に出力されます。
/var/lib/pgsql/dbname.sql
他にもテーブルの指定やデータのみ出力するなど、色々オプションがあります。
全データベースのバックアップをする場合は、「pg_dumpall」を使用すると全てのデータベースをバックアップすることが可能です。
pg_dumpall > dball.sql