CakePHP:setFlashメソッドを使用しメッセージ出力

CakePHPsetFlashメソッドを使用してメッセージを出力する方法を記載します。
setFlashメソッドとは、一回限りのメッセージをセッションに作成するためのメソッドです。
メッセージを出力した場合、作成したセッションのメッセージは削除されます。
登録・更新処理などで一回限りのメッセージを出力する際などに便利な機能です。


■ 使用方法

【コントローラー(Controller)】
コントローラー側でメッセージをセッションに格納します。

$this->Session->setFlash('送信しました。');

【ビュー(View)】
ビュー側でメッセージを出力します。

<?php echo $this->Session->flash(); ?>

【出力結果】

送信しました。

実際に出力されるHTMLは下記のように出力されます。

<div id="flashMessage" class="message">送信しました。</div>

メッセージを出力した場合、そのメッセージはセッションから削除されるので、再度ビュー側で出力しても表示されません。
また、スタイルを変更したい場合などはclassの値を変更できるので、変更した値でCSSを作成します。


Dreamweaver:DreamweaverでCakePHPのctpファイルを開く

DreamweaverでCakePHPのctpファイルを開く場合は、Dreamweaverの設定でctpファイルを認識させる必要があります。
今回はDreamweaverでctpファイルを認識させる方法。また、phpと同じようにDreamweaver上でctpファイルを色付けして表示する方法も記載します。
※DreamweaverCS5.5を使用した場合の設定です。

■ [Extensions.txt]の編集

下記のフォルダを参照します。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\Dreamweaver CS5.5\ja_JP\Configuration

参照したフォルダに「Extensions.txt」というファイルがあるので、「CTP」を追加します。(16行目)

PHP,PHP3,PHP4,PHP5,TPL,PHP-DIST,PHTML,CTP:PHP Files

dreamweaver_ctp1

■ [MMDocumentTypes.xml]の編集

下記のフォルダを参照します。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\Dreamweaver CS5.5\ja_JP\Configuration\DocumentTypes

参照したフォルダに「MMDocumentTypes.xml」というファイルがあるので、「documenttype id=”PHP_MySQL”」の行に「ctp」を追加します。(75行目)

<documenttype id="PHP_MySQL" servermodel="PHP MySQL" internaltype="Dynamic" winfileextension="php,php3,php4,php5,phtml,ctp" macfileextension="php,php3,php4,php5,phtml,ctp" file="Default.php" writebyteordermark="false" mimetype="text/html">

dreamweaver_ctp2

■ Dreamweaverの環境設定で拡張子「.ctp」を登録

Dreamweaverのメニューバー[編集]から[環境設定]を選択します。ダイアログが表示されるので[ファイルタイプ/エディター]を選択し、[コードビューで開く]に「.ctp」を追加します。
OKボタンをクリックすればDreamweaverでctpファイルを認識し、phpと同じように色付けして表示されるようになります。

dreamweaver_ctp3