Linux:Linuxでユーザー一覧を確認する

Linuxでユーザー一覧を確認する方法は/etc/passwdファイルを参照することでユーザーを確認できます。
passwdファイルとはユーザを登録するファイルです。
いつも忘れてしまうので下記にpasswdファイルの基本的な構造とユーザー確認するときの方法をメモします。

passwdファイルの構造

passwdファイルの構造は1行で1ユーザが記載されており、「:」で区切りでユーザーの情報を持っています。

hoge:x:501:501::/var/www/html/:/sbin/nologin

フィールドごとの説明

1:ユーザー名
2:暗号化されたパスワード
3:ユーザーID
4:グループID
5:コメント(コメントない場合記入しない)
6:ホームディレクトリー
7:ログインシェル(ログインした際、最初に起動するシェル)

ユーザー一覧確認

サーバにログインし、下記のコマンドを実行します。

# vi /etc/passwd

ユーザーの一覧が表示されるので確認することができます。

root:x:0:0:root:/root:/bin/bash
bin:x:1:1:bin:/bin:/sbin/nologin
daemon:x:2:2:daemon:/sbin:/sbin/nologin
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(省略)

Linux:メール転送処理(.forword)

■ .forwordファイルとは
メールの転送処理をする場合に使用するファイル。
.forwordファイルに転送したメールアドレスを記述するとあるメールアドレスに受信したメールを転送できる。
※.forwordを誤って設定した場合、無限転送してサーバに負荷がかかってしまう可能性があるため注意する

■ メール転送処理を設定する(.forwordファイルを設定)

1.SSHでサーバに接続し、転送処理をするユーザディレクトリ移動

cd /home/[ユーザディレクトリ]

2.「.forwardファイル」を新規作成

touch .forward

3.「.forwardファイル」のパーミッションの変更する

chmod 644 .forward

4.「.forwardファイル」のユーザとグループを変更する

chown [ユーザ]:[グループ] .forward

5.「.forwardファイル」の内容を以下のように記述する

vi .forward
~/Maildir/
info@hoge.com

※転送先のメールアドレスを記述する。

6.メール転送確認
メールが正しく転送されることを確認する。

Linux:rmコマンド(ファイル、ディレクトリの削除)

■ rmコマンド
指定したファイル、ディレクトリを削除する。
※「-r」オプションを指定することによってディレクトリを削除できる。

■ コマンド
rm [オプション] [パス名(ファイル・ディレクトリ)]

■ オプション
-f 存在しないファイルの場合でもエラーを返さない。
-i ファイル削除の確認をする。
-r 指定したディレクトリ以下をすべて削除する。

■ 指定したファイル、ディレクトリを削除する。

1.削除するファイル、ディレクトリの場所に移動する。

cd /var/www/html/

2.ディレクトリの中身を確認する。

ls -la
hoge/hoge.html
test
index.html
hoge.txt

3.削除したいファイル、ディレクトリを指定し、下記コマンドを実行する。

rm -rf hoge/

4.ディレクトリの中身を確認し、指定したファイル、ディレクトリが削除されていることを確認する

ls -la
test
index.html
hoge.txt

※「-r」オプションを付けた場合、指定したディレクトリ以下をすべて削除するので注意する。

Linux:シンボリックリンク作成

■ シンボリックリンクとは
あるファイル、ディレクトリにアクセスした際に、別のファイル、ディレクトリを参照できるようにする「リンク」機能の1つ。

■ コマンド
ln -s [リンク先ファイル・ディレクトリ] [リンクファイル・ディレクトリ]

■ シンボリックリンクを作成する

1.実際にシンボリックリンクを張りたい場所に移動する。

cd /var/www/html/aaa/

2.ファイル、ディレクトリを指定し、下記コマンドを実行する。

ln -s /var/www/html/bbb/img img

3.「/var/www/html/aaa/img」にアクセスすると「/var/www/html/bbb/img」を参照する。