HTML:スマホページの電話番号をリンクさせない方法

スマホスマートフォン)サイトを構築時、ページ内に電話番号を記載することがあります。

iPhoneでページを確認すると、勝手に電話番号がリンクされてしまいます。

iPhoneSafari)ではページ内の電話番号自動でリンクするという機能があるので、
リンクさせたくない場合は対策が必要です。

下記にスマホページ内に記載している電話番号自動リンクさせない方法をメモします。


電話番号の自動リンク機能を無効にする

headタグ内に下記のコードを記述します。

<meta name="format-detection" content="telephone=no">

これを記述するとページ内に記載している電話番号の自動リンクを防ぐことができます。

また、電話番号に似た番号なども自動リンクしてしまう可能性があるので、
スマホページを作成する場合は設定しておいた方がいいと思います。

電話番号にリンクを貼りたい場合は下記のように個別で設定します。

<a href="tel:000-0000-0000">000-0000-0000</a>

「tel:電話番号」でリンクを設定します。


上記のようにすれば、電話番号を勝手にリンクすることがなくなるので、
間違いが起きないと思います。

Thunderbird:予約送信ができるアドオン「後で送信」

Thunderbirdサンダーバード)でメールの送信をする際に、
指定した時間で送信したい場合があります。

「○○時になったら送信しよう!」などメールを作成して下書きの状態で、
送信を忘れてしまうことがありました。

Thunderbirdの「後で送信」というアドオンを使用すれば、
予約した時間に作成していたメールを送信することが可能です。

後で送信

下記にThunderbirdで指定した時間に送信ができるアドオン「後で送信」を
使用して予約送信を行った時の使用方法をメモします。


「後で送信」アドオン

指定した時間にメールを送信することができるアドオンです。

https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/send-later-3/


使用方法・設定方法

1.Thunderbirdのメニューから「ツール」→「アドオン」をクリックます。

2.右上の検索ボックスで「後で送信」で検索します。

3.検索結果に「後で送信 4.2.4」が表示されるので「インストール」ボタンをクリックします。

4.「インストール」ボタンをクリック後、「今すぐ再起動する」リンクをクリックしてThunderbirdを再起動します。

※ダウンロードページからアドオンをダウンロードして追加してもOKです。

5.Thunderbirdを再起動後、予約送信するメールを作成します。

6.メールを作成後、メニューにある「ファイル」から「後で送信」を選択します。

Thunderbird_atode1

7.選択するとダイアログボックスが表示させるので、送信する時間を指定して
「送信予定日時」ボタンをクリックすれば予約送信をすることができます。

Thunderbird_atode2


このアドオンはThunderbirdを起動している状態でないと予約送信できないので注意が必要です。
なので、その日のうちに送信する場合などは活用できると思います。

Linux:オープンリゾルバの確認と対策

DNSサーバオープンリゾルバかどうか確認する方法と対策をメモします。

オープンリゾルバとは、外部からの問い合わせを許可しているDNSサーバのことを言います。
DDoS攻撃などを受ける可能性があるので対策は必要です。


オープンリゾルバの確認

下記サイトでオープンリゾルバかどうかの確認ができます。
サイトにアクセスし、確認したいサーバのIPアドレスを入力します。

Test for Open Resolvers

入力後、「送信」ボタンをクリックします。

結果が出力されるので、Statusが「closed」になっていれば、
オープンリゾルバではない状態です。
また、Statusが「open」になっている場合は、
オープンリゾルバの状態なので対策が必要です。


オープンリゾルバの対策

DNSサーバがオープンリゾルバ設定になっている場合、
「named.conf」に下記の内容を反映します。

recursion no;

「recursion no」を設定すれば、オープンリゾルバとして動作しないように設定できます。
また、オープンリゾルバの設定にする場合は、「recursion yes」で設定します。

「named.conf」を編集し、「recursion no;」を「options」の箇所に追加します。

options {
    recursion no;

    (省略)

};

※「named.conf」の内容により、設定方法が異なる場合があります。

上記の設定を行い、rndcをリロードすれば設定完了です。
再度確認を行い「closed」になっていればOKです。


オープンリゾルバについて、分からないことだらけなので、
詳しい内容が分かれば、随時ここに追記していきたいと思います。

CSS:スマホとPCサイトの文字サイズを固定する

PCサイトを構築時にスマホでページを閲覧すると一部の文字サイズが
大きく拡大されて表示されることがありました。

iPhoneやAndroidなどでは文字が見やすいように文字サイズを自動調整して、
大きく表示してしまうようです。

しかし、文字が拡大してしまうとPCサイト用に構築したデザインが
崩れてしまったりすることがあります。

文字サイズを勝手に拡大されないようにするには
CSSの「-webkit-text-size-adjust」プロパティを指定すると回避できます。

下記にCSSの「-webkit-text-size-adjustプロパティを使用して、
スマホ・PCサイトの文字サイズを自動調整して拡大表示させずに
固定して表示する方法をメモします。


「-webkit-text-size-adjust」

テキストの文字サイズを調整するプロパティです。
デフォルトは「auto」なので文字サイズが自動調整されます。
下記で値で設定することができます。

auto → 自動調整
none → 自動調整しない
パーセント「%」:フォントサイズに対してパーセントで指定

「-webkit-text-size-adjust」で文字サイズを固定

文字サイズを自動調整させずに固定させたい場合は下記のように記述します。
bodyタグに記述すればサイト全体に反映させることができます。

body {
    -webkit-text-size-adjust: 100%;
}

また、一部に要素にのみ反映させたい場合は、その要素に対して「-webkit-text-size-adjust: 100%;」を指定すればOKです。

div#textArea {
    -webkit-text-size-adjust: 100%;
}

自動調整させない時に「none」を使用しない理由は下記のページを参考にさせていただきました。

スマホサイト制作時の困った!iPhoneでフォントサイズが勝手に拡大されてしまうのを防ぐ方法。

自動調整されて文字が読みやすくなることもあるので、
その時の状況によって調整するのがいいと思います。