cronを使用してphpファイルを指定した時間に自動実行する方法を記載します。また、その時のcronの設定方法をメモします。
システムを作成しているとログの削除やバックアップ、データの更新などを決められた時間に実行したい場合があります。
cronを使用すると自分でphpファイルを実行しなくても指定した時間で自動実行してくれるので便利だと思います。
■ cronの設定方法
cronを設定する時の書き方は下記のように記載します。
・書式
分 時 日 月 曜日 コマンド
・設定する値
分 | 0~59の値で指定。*を指定した場合、毎分となります。 |
時 | 0~23の値で指定。*を指定した場合、毎時となります。 |
日 | 1~31の値で指定。*を指定した場合、毎日となります。 |
月 | 1~12の値で指定。*を指定した場合、毎月となります。 |
曜日 | 0~7の値で指定。*を指定した場合、毎日となります。 |
コマンド | 実行するコマンドやシェルスクリプトを指定。 |
■ cronでphpを実行
crontabコマンドでクーロンを編集します。
# crontab -e
実行する日時を指定して、実行するphpファイルのパスを絶対パスで指定します。
phpを実行するには「/usr/bin/php 」を書き、その後にファイル名を記載します。
サーバごとに書き方が違うかもしれないので、「/usr/bin/php」か「/usr/local/bin/php」で設定します。
毎日10時に「cron.php」を実行する場合、下記のように記載します。
0 10 * * * /usr/bin/php /var/www/html/cron/cron.php
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